温泉偽装問題が勃発

2011.11.26

準備も着々と進んでいた七月も半ば、とんでもない醜聞が日本全国を駆け巡った。「白骨温泉は着色されていた!」「週刊ポスト」のスクープであった。名湯白骨温泉のこのスキャンダルは、夏のレジャーシーズンを直前にして強烈なインパク卜を日本人に与えた。後追い取材も凄まじく、東京のキー局であるTBSは、内部告発によってあるホテルの入浴剤混入を新たに暴いた。これは、立入検査を行った長野県職員が撮影した隠蔽の瞬間の映像もあり、迫力満点の報道となった。

[関連情報]
高岡 ホテル
http://www.jalan.net/hotel/180000/LRG_180800/

中島公園 ホテル
http://www.jalan.net/hotel/010000/STA_002030/

中野サンプラザ
http://www.jalan.net/yad395806/

城崎温泉
http://www.jalan.net/onsen/OSN_50355.html

尾道 ホテル
http://www.jalan.net/hotel/340000/LRG_340300/

ポストの追及キャンペーンも続報がさらにあり、偽装問題の火の手は伊香保、水上、作並、有馬、箱根、筋湯、由布院と全国に広がったのだった。実のところ私は、白骨温泉の第一報を聞いた瞬間に自宅を逃げ出すことを考えた。こういう事件が発生したとき、次にどのような事態が引き起こされるか、経験的に知っていたからだ。しかし大学での授業その他を考えて躊躇しているうちに、その事態はたちまち我が家に押し寄せた。連日、新聞や雑誌、テレビ、ラジオの取材、インタビューが続いたのである。一ヵ月余でその回数は八〇回を超えただろう。この中には、「ワシントンポスト」をはじめ、アメリカの新聞、ラジオが四社も含まれていた。この騒動は海を越えて注目されていたのである。




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